ごあいさつ

新しい高崎動いてます!

人口やビジネス活動や経済規模だけで中心的な都市をめざすのではなく、ビジネス活動が活発であると同時に、歴史や文化を大事にして、自然環境も美しく、市民が落ち着いて安心した生活ができる、「一人ひとりが輝き、市民生活と都市活力の調和がとれた、優しさにあふれ、エキサイティングな都市」をめざします。高崎市をそのような都市にしていきます。
今、高崎市は、人口減少社会の中で群馬県最大の人口になり、まだ僅かですが増加の傾向にあります。企業誘致や新たな雇用の創出も進み、 新体育館や文化芸術センター等の都市集客施設の整備により交流人口は増大し、経済産業活動も活性化しています。さらに、都市としての活力や元気に満ちた高崎市には、数々のプロジェクトが予定され、 群馬県全体を元気で、暮らしやすい地域に変えていくための役割を担っています。
市政の運営もスピード感と柔軟性を重視して取り組んでおり、市民の信頼度も高まっています。今こそ高崎市が「次の時代の新しい高崎」に飛躍する絶好のチャンスです。

高崎は太平洋と日本海を結ぶ、上信越と北関東の中心都市になります。

昨年開通した高崎玉村スマートICは、一日の利用を3千台から4千台と見込んでいましたが、その倍の通行量があるようです。そのスマートIC周辺に64ヘクタールの産業団地の計画を進めていますが、予想を上回る企業の応募がありました。産業集積の機運がみなぎっています。
高崎は古くから商都として栄えてきましたが、卸し・小売りの商業売上が日本で14位の都市です。これは全国に41ある中核市の中でトップ、100万都市である政令指定都市と肩を並べています。さらに、ものづくりも盛んな工業都市として、幅広い分野で優秀な企業がたくさんあります。とくに食品分野の集積は特徴的です。
また、農業の分野でも厳しい条件の中、ガッツのある農業者が積極的、実践的な生産活動を進めています。さらに、農産物の販売、ブランド力向上のための取り組みもはじまりました。
高崎は新幹線や高速道路の結節点としての機能をもっており、このような交通拠点性をもつ内陸都市は全国的にも珍しいと言えるでしょう。私たちが高崎の都市戦略として提言した新体育館、文化芸術センター、スマートIC周辺の産業団地の計画が順調に進み、高崎駅西口にはイオンモールも進出する予定です。挙げればキリがないほど多くのプロジェクトが高崎で動いています。数年後には上信越と首都圏、太平洋と日本海を結ぶ中心都市として高崎が大きく様変わりするでしょう。

数年後の高崎の交流人口は年間4千万人。
高崎全体をエネルギッシュな都市にします。

このように高崎は北関東で光り輝く都市になりつつありますが、施設の老朽化や規模の問題から、大きなスポーツ大会やメジャーなコンサートは、高崎での開催が難しい状況にあります。スポーツ、文化面でも高崎が群馬の中核となるよう、新体育館(平成28年度開館予定)、文化芸術センター(平成30年度開館予定)の建設を進めています。
待っているだけでは人が集まる都市にはなりません。仕掛けとなるプロジェクトが必要です。現在、高崎駅を中心とした「まちなか」の交流人口は年間約2,500万人と言われています。さらに、現在進めている数々のプロジェクトや企業の業務機能の集積により、数年後の高崎は年間4,000万人の交流人口をもつ都市になると見込まれています。そして、高崎駅を中心とした「まちなか」に集積した「人・もの・情報」が高崎の全市域に広がり大きな波及効果を生み出すことになります。
全国のあらゆる都市で共通する課題が中心市街地の活性化であり、決め手を見つけた都市は無さそうです。まちの回遊性を創出する取り組みが大変重要となります。イベントで街を元気にすることはとても大事ですが、その時だけで終わってしまっては残念です。日常的に多くの人が集まる仕掛けが、根本的に必要です。イオンモール出店に対する不安の声は承知していますが、1千万人の集客をめざすイオンモールの出店計画が無ければ、高崎の街を歩く人は現状のままです。イオンモールの出店を契機に中心商店街が積極的に打って出る必要がありますので、商店街や個々の商店の魅力づくりを支援する施策に力を入れていきます。商店リニューアル助成事業や空き家緊急総合対策など全国で例の無い画期的な取り組みが開始されました。今後も、新しい取り組みにチャレンジしていきます。
また倉渕、榛名、箕郷、群馬、新町、吉井の各地域にも地域の特性を生かした施設建設や事業を行い、高崎全体が個性豊かなエネルギッシュな都市にしていきます。

2040年 群馬県の人口は163万人に減少!
しかし、高崎は人口が増え、50万都市規模のまちをめざします。

少子高齢化により人口の減少が進んでいますが、高崎市の人口は減らない、むしろ増やしていきたいと考えています。そのために商業・工業・農業・観光・サービス等のビジネスを盛んにし、雇用を増やし、街の賑わいをつくり、市民の生活を豊かにすることで、住みやすい街、安心して子育てできる街、お年寄りにやさしい街、健康で生きがいのもてる街にしていきます。
群馬県の総人口は2020年の時点で192万人、2040年には163万人となることが予測されていますが、高崎市は違います。積極的に定住人口が増大する施策を打ち出して、50万都市規模の都市基盤をつくっていきたいと考えています。
そのために、「優しく思いやりに満ちた、高崎に住みたいと思う」市政を展開していきます。子育て支援、教育改革、高齢者福祉、高齢者医療、救急医療、小児医療、市民健康保持などの施策を複合的、多面的に展開していきます。国の施策を待つことなく、できることは高崎市独自で取り組んでいきます。子どもを育てるなら高崎が日本で一番といわれる都市にしていきたいと思います。

高崎は東日本で最も拠点性の高い内陸の都市です。
湘南に並ぶ感度の高い「首都圏の山の手」と呼べる都市です。

今年3月14日に北陸新幹線が金沢まで開業しました。また、上野東京ラインが開通し、高崎線が東海道線に乗り入れました。ますます高崎が便利になり、北信越、北関東、首都圏の結節点として高崎に大きな期待が寄せられています。
交流拠点都市として高崎が長年描いてきた高速交通ネットワークが北陸新幹線の金沢延伸によって完成されました。北陸が関東に向かって大きく門戸を開き、首都圏との往来が高まるのは間違いなく、高崎は太平洋と日本海、首都圏と北陸・上信越を結ぶ中心都市として、その存在感がクローズアップされています。
上越新幹線と北陸新幹線、関越自動車道、上信越自動車道、北関東自動車道が交差する交通網の結節点である高崎は、東日本の内陸で最も拠点性の高いハブ(ネットワークの中心)機能をもつ都市になりました。ビジネスや物流といった業務機能が飛躍的に高まることが期待されています。
また、湘南新宿ラインにより高崎から池袋、新宿方面への利便性も高くなっています。加えて上野東京ラインによる高崎線の東海道線直通運転で、高崎から神奈川まで一体的な路線が3月14日につながりました。東京からおよそ1時間、高崎と同じ時間距離にある湘南は、マリンスポーツやファッション、音楽など感度の高い若者文化の発信地です。高崎の発信力を高める上でも、湘南に匹敵するような文化発信を高崎が発揮していくことがこれからの課題です。上野東京ラインによって高崎線・東海道線が直通となり、南は「横浜・湘南」、北は「高崎・軽井沢」が首都圏を挟んで並び合う地図が描かれたことになります。芸術文化、スポーツ、食文化などにおいても高崎が存在感を示していけるよう、音楽、若者文化、サブカルチャーなど高崎のブランド力を高め、特化した魅力をさらに生かしていきたいと思います。
高崎の街がエキサイティングに動いて、新しい雰囲気を醸し出すことにより、高崎が光り輝き、アクティブで若者をひきつける都市となるように変えていきます。

私、富岡賢治は市長に就任以来、様々な施策や事業を進めて参りましたが、いずれも緒に就いたばかりで、着実に実行し完成させなければなりません。また、時代の急激な変化と市民のニーズに対処し、新しい課題にも対処していかなければなりません。
そこで、私は引き続き市長として市民の皆様の先頭に立ち、積極的かつ果敢に様々な課題に取り組んでいく決意を固めました。市民の皆様のさらなるご理解、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。

高崎市長 富岡 賢治